MOM--Japanese Family Support Organization
v母乳育児のすすめ(4)

 母乳育児を成功させるコツは、自分に自信を持つことです。

 たくさんの意見が回りに渦巻くものですが、まず、自分を見つめる。赤ちゃんを見つめる。誰かと比べても意味のないこと。100人のお母さんがいれば100通りのおっぱい事情があり、100人の赤ちゃんがいれば、100の個性がそこにあるのです。似たような問題はあってもまったく同じはありません。周りに振り回される前に自分と自分の赤ちゃんの状態をよく見直せば、おのずと見えてくるものがあります。

 基本的なことは1〜3の中でお話しました。あとは、自分の気持ちだけ、です。疲れていたり、いらいらしたりしていてはかえってだめ。精神とホルモンはとても密接に関係しあっています。ホルモンの分泌に差異が出れば、体に影響します。そんなときは、息抜きをして、おっぱいを休憩したってかまいません。何度かボトルを使ったって、やろうと思えばいくらでも母乳に戻せますし、まして、1〜2度なら影響はありません。煮詰まったときは思い切って休む! 時に、2時間でも赤ちゃんから離れる時間を持つのもかえって母性を強くすることになるのですよ。

 元来、母乳、というものは赤ちゃんが吸う刺激で作られるようになっていますから、吸わしている限り、つくり続けます。ただ、先に述べたようにホルモンの働きでできるので、精神状態によってホルモンの分泌を抑え、母乳の製造中止になっちゃうときもないわけではありませんし、何らかの事情であげられないときや、赤ちゃんの事情(舌小帯の異常、低体重、ほか)で飲みたくても上手に飲めないときもあります。

 時間をかけて母乳に持っていくことができる場合もたくさんありますが、中にはどうしてもボトルにせざるをえない場合もあります。そんなときでも落ち込む必要はありません。赤ちゃんを愛して、赤ちゃんを抱きしめて、すてきな授乳時間を作ってあげるなら母乳でもボトルでも問題はありません。

 単に、母乳が面倒くさい、格好が悪い、形が崩れる、ボトルなら誰にでもまかせられる、こんな理由からの母乳中止は…..ちょっと考えたいな、と思うのですが。