MOM--Japanese Family Support Organization
vすくすく赤ちゃん(18)

 30週前後に入ってくると、はいはいも上手にできる子が増えてきますね。腕の力もしっかりしてきて何かにつかまってつかまりだちを始める子もいます。

 何でもかんでもつかんだら引き寄せるのが赤ちゃんの習性、それにくわえてはいはいしたり、伝い歩きをしたりで、手の届く範囲は大きく広がります。

 垂れ下がっているコードは無いでしょうか? 支えにして立ち上がってひっくり返ってしまうものは無いでしょうか? 体が絡んでしまう紐やコード、ブラインドの紐などが赤ちゃんの範囲にはありませんか? つまんで口に入れてしまえるものは出ていませんか?

 必ず赤ちゃんの行動範囲、目の高さにあわせて大人が周りを見回し、この際インテリアはちょっと無視して、赤ちゃんの安全を優先に空間を作ってあげてください。危ないから、とベッドやサークルに入れっぱなしではかえって赤ちゃんの運動能力の発達や学習能力の発達を阻害してしまいます。多少の失敗や痛い思いをして、赤ちゃんも学んではゆきますが、大怪我につながったり、命に関わる危険は大人が十分に注意して回避しなければなりません。

 テーブルから下がっているコードをひっぱたところ、頭上に炊飯ジャーや電話が落ちてきて大怪我をした、テーブルクロスをひっぱたら、上にのっていた熱い飲み物が落ちてきてやけどをした、炊飯ジャーに手を置いて、蒸気の噴出し口でやけどをした、抱っこして食事をしていたら、手を熱いスープの中に突っ込んでやけどした、ビニール袋で遊んでいて、噛みちぎってのどに引っ掛けてしまった、パパの灰皿に手を届かして、吸殻を食べてしまった、などなど家庭に中にも危険な事故例はいっぱいです。

 これらはすべて日常、よくある事故の実例です。自分たちは大丈夫、と決して考えてはなりません。1ヶ月に2回は赤ちゃんの位置に目をもって行っての危険発見行動、是非、行ってください。

 さて、はいはいしないで、立ってしまう赤ちゃんもよくいます。はいはいは腕、足、胸や腹などの筋肉をくまなく鍛えるのでとてもよいこと。つかまりやすいものをよけて、空間を広げ、はう環境を与えてあげるのもいいでしょう。

 お座りもずいぶん上手になって、長時間座っていられるようになりますね。この頃は自分で体を起こして座ったり、はったりを上手にこなしてくる赤ちゃんもいます。でも、赤ちゃんは、不意に後ろにひっくり返ったりすることがあります。座っているとき、後ろに硬いものが無いか注意して、ひっくり返っても大丈夫なようにクッションのようなものをおいておいてあげるといいでしょう。

 また、この頃の赤ちゃんは周りをよく観察してまねをする能力がついてきます。意外とお母さんの行動をよく見ていて、自分もやってみようとするときがあります。もちろん、まだ、完全にまねるほどに運動能力ができているわけではありませんから、とにかく、触ろう、とする行動になります。シャープなはしやフォーク、化粧品、かみそり、など大人の触るものに興味津々。

 触れば全部、口に入れて確かめようとしますから、なめたり触ったり、飲んだりして危険なものは赤ちゃんの目線から離して、しっかり片付けてください。

 行動範囲が広がれば広がるほど赤ちゃんの好奇は風船を膨らますようにどんどんとふくらんでゆきます。積極的に外出もして、いろいろな空気、環境を味あわせてあげてくださいね。