MOM--Japanese Family Support Organization
vすくすく赤ちゃん(13)

 赤ちゃんが16週〜20週くらいになると、ずいぶんとしっかりしてきて、まわりのものを注視したり、欲しいモノに手を伸ばしたりと、赤ちゃんの意思のはっきりした行動がでてきますね。

 今まで母乳やミルクだけに対応してきた赤ちゃんの消化器官も、この頃から、他の食べ物に対しても充分対応していけるだけの、消化機能の成長を見せはじめます。ヨダレがたくさんではじめるのはその証しです。

 まわりで、何かを食べているとき、赤ちゃんが興味深げにじっと見ていたり、ヨダレがでてきて、欲しそうな表情をしている、などは、そろそろ離乳食スタートのサインです。

 赤ちゃんの便の状態や体調を見て、調子の良いときから始めてみましょう。ただし、離乳食スタートの2ヶ月弱は、量を食べておなかを満たすのが目的ではありません。今まで母乳やミルクだけだったお腹をびっくりさせないように、そして、初めての口あたりや味になれさせることが、開始期の目的であることを忘れないで下さい。

 又、赤ちゃんが他の味を嫌がった場合は、すぐに止めてかまいません。離乳食を与える全ての期間においての鉄則は、“無理強いしない”“好き、嫌いを決めつけない”こと、です。食事は楽しいもの、であって、イヤなものであってはなりません。

 特に、はじめは、“なれる”ことが最大の目的。受け入れなかったら気にせず、1週間程、スタートをずらしましょう。赤ちゃんの“食べたい”というタイミングをつかむことが大切です。

 早い子で4ヶ月前後、遅い子で6ヶ月前後でスタートすれば十分です。逆に3ヶ月以前は、消化期間の発達が不充分ですから、母乳やミルクだけでも全く問題はありません。

 カナダでの最初に与えるものとしてポピュラーなものは、アップルソースやライスシリアルでしょう。日本式ならおかゆやスープですね。スタート時期は糖質のものから入ると、胃や腸への負担が少なくて良いでしょう。はじめての時はどろどろのものを、2〜3さじからはじめます。良く食べても食べなくてもはじめはそれでおしまい。その後、排便の状態、アレルギー症状などに注意して、次の日も同じで、3日目は、5〜6さじにふやしてかまいません。でも、いやがったらすぐSTOP!です。

 こうやって、量を少しずつふやして1週間、問題なければOKです。でも、どんなに食べても1回量は、小さな茶碗に1/2くらいで十分です。次に、ちがった味にかえましょう。新しいものを与える時は必ず2〜3さじから始めます。この初期の段階は、いろいろな味になれることが目的であることを忘れないで下さい。回数は1日1回、食べるようになっても、全量は茶碗1/2くらい。赤ちゃんの食欲にあわせて、1ヶ月〜2ヶ月くらいで、2回食にします。

 赤ちゃんの食べ物に味付けは不要です。つけても、うんとうす味で。素材の味を生かして食べさせる事で、好き嫌いを予防します。又、食べなくても、きらいだと思わないで。2〜3日してあげたら食べたりしますし、調理法を変えたら食べたりします。好き嫌いは親が作るものです。ニコニコ笑顔で、おいしいね、と食べさせてあげることが大切です。

 はじめての食材を2つ以上、一緒に与えるのはダメ。何らかの異常(アレルギー症状や排便の異常など)があった場合、食材の原因を追求しにくくなります。はじめての食材はいつも単体で加えて下さい。

 離乳食のすすめ方の続きは次号で。