MOM--Japanese Family Support Organization
vすくすく赤ちゃん(1)

 今月からは赤ちゃんの成長を追ってお話してゆきたいと思います。赤ちゃんはどの子も例外なく大天才! 小さな体に大きな才能が宿っています。

 大人と違って毎日毎日成長をしてゆく赤ちゃん時代。昨日と今日の赤ちゃんはまったく違うなんて信じられますか? でも本当なんです。劇的な成長を見せるのは生後すぐから約2年まで。しっかり赤ちゃんと向き合って見落とさないようにしてくださいね。

 さて、赤ちゃんは出産直後、産声とともに肺呼吸をはじめます。最初の第一声とともに縮んでいた肺に新鮮な空気が送り込まれ肺をぱぁっとふくらませます。取り込まれた酸素は瞬く間に血液とともに全身に送られ赤ちゃんはピンク色の肌に変わります。肺呼吸が始まったと同時に、今まで体内でお母さんとつながっていたへその緒を通しての血液循環は一瞬にして遮断されます。そのため子宮内の胎盤は役目を終え、自然に子宮壁からはがれおちます。

 命というものすべての流れがは驚異的なほど何一つ無駄なく速やかに働いています。生まれて産声を上げるほんの一瞬の間に赤ちゃんは大きな変化を遂げ、胎内から外界に生きる独立した生命として成長しているのです。

 生まれてすぐの赤ちゃんは目はまだよく見えませんが、ぼんやりと物の形を認識することができます。嗅覚と聴覚は十分に発達していて、お母さんの声や他者の声を聞き分けます。またにおいによってお母さんを認識することもできます。生まれてすぐ赤ちゃんはお母さんをしっかりと認識できるのです。おなかの中で聞いていた鼓動のリズム、声、ぬくもりは生まれてすぐの赤ちゃんにお母さんを教えてくれます。

 お母さんは赤ちゃんがこの世で最初に愛する人です。赤ちゃんがお母さんを求めるのは本能で知っているから。本能は生きるということ、すなわち自分の命を無条件に託すという、絶対的な信頼と愛情が赤ちゃんには存在しているのです。これだけの愛情は大人になってからでは持ちえるものではありません。純粋な子供時代だけのものです。その愛情を独り占めできるのがお母さんです。(お父さん、ごめんなさい!)

 純粋ですばらしい赤ちゃん時代にどっぷりはまって、たっぷりくっついてすごしてください。