
羊水検査に関する基本回答
カナダでは羊水検査は、30歳以上の妊婦さんには結構ポピュラーです。しかし、ご承知のようにリスクがありますから、日本では親族に染色体異常があった場合や、本人の希望以外は勧めない検査です。また、羊水検査では確かに染色体異常に関連した異常は確実にわかりますが、臓器や脳器質などのの異常などは発見できません。直接子宮に針を穿刺しますので、その刺激によっての流早産の誘発のリスクや、感染などのリスクは低いとは言えず、この検査による流産の確率は1〜2%といわれています。
また、仮に異常が発見できたとしても、胎児はかなり成長していますから、体外に出ても今の医療では生存できる可能性も高く、中絶といっても、人工的に陣痛を起こして出産させ、子供を処分する、という場合が多く、これはかなり母体にも、とくに精神的にも大きな影響を与えることになりますから、検査を受ける場合、そのことまでも視野に入れて考えておく必要があります。