MOM--Japanese Family Support Organization
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妊娠中の栄養にはどのような事に気をつけたら良いでしょうか?
どんな食品を何種類、1日何グラム取りましょう、というのは簡単ですが、意外と出来ないものです。きちんと決めると取れなかったときに余計に心配してしまったりする事にもなるでしょう。そんなに難しく考えなくてかまいません。
妊娠初期の赤ちゃんは母体にある基本的な栄養素で十分ですから、特につわりなどある場合、水分をこまめに取る事と食べたいもの、食べられるものを少しずつ取るといいでしょう。かといって糖分や脂肪分の多いものばかり取ると体重を一気に増やすこともなりますから気をつけて。体重はカナダではあまり注意されませんが、いろいろなトラブルの元になりますから、1ヶ月に1〜2kg以上は増えない様に、全妊娠期間中で理想が9Kg前後、最大15kgは越えないようにしましょう。
妊娠20週を超えると赤ちゃんは胎盤を通して母体からたっぷりと血液循環を受けます。この血液から栄養をたっぷりと取りぐんぐんと成長を始めます。
このあたりからはバランスや量を考えて食事したいですね。まず、1日3食をきちんと取りましょう。胃が圧迫されてたくさん食べられないときは少量ずつ数回に分けて取りましょう。食事の内容は、葉野菜、根菜類、肉や魚、豆類の蛋白源、エネルギーになるご飯やパン、麺類などを1日の食事に取り入れてください。量は赤ちゃんの分と2倍、なんて取らないで。
昔は栄養が偏っていたり、摂取量が低かったためその様に言われましたが、今は十分な栄養を取っています。普段と変わらないか、少しだけ蛋白源や豆類、野菜類を多めに取るくらいで十分です。普段、よほど小食で痩せ型の人でない限り、普段の量の1.2倍くらいで十分としてください。間食はとってもかまいませんが、お菓子や果物、ファストフードの取りすぎは過剰カロリーになるので要注意。根菜類の煮物、シチュー、オニギリ、温野菜のサラダなども間食としておすすめです。便秘がちの人は繊維の多いいも類や野菜、プル−ンなどを取ってください。朝1杯のオレンジジュースも効果があります。貧血気味の方はほうれん草、納豆、赤みの肉や魚、シーフード、レバー(好きな人なら) 海草、ひじき、を試してください。ひじきは炊き込みご飯にしても美味しいし、ほうれん草はお浸しでたっぷり取れます。カルシウムは乳製品に多いですが、牛乳嫌いな人はシチューやホワイトソース、ヨーグルト、魚などでもOK。ゴマも栄養素の優れている食品なのでふりかけや和え物、ソースなどに加えて使ってみてください。妊娠期間中、水分は十分に取ってください。
でもジュース類で水分を取っていると、糖分も取りすぎて太りますから気をつけて。
欧米ではいろいろな栄養素の錠剤やカプセルがたくさんありますが、これらはあくまでも食事の不足の補助として用いて、けっしてそれだけに頼らない事。これらを主体に取っていると体が食事から栄養を取り入れる能力を落としてしまいます。必ず食事をきちんと取って、どうしても足らないかな?と思うものを補う程度にしてください。
赤ちゃんが生まれたら、ゆっくり食事をするのもたいへん。出産前にご主人とデートして美味しい食事をとるのも素敵ですよ。今のうちに2人っきりを楽しんでくださいね。