MOM--Japanese Family Support Organization
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妊娠すると生理が止まります。排卵があると子宮内に妊娠の準備として子宮内膜が増殖します。これは赤ちゃんのために柔らかいベッドを用意しているようなものですが、排卵から24時間以内に受精しなかった場合、この子宮内膜が崩れて、死んだ卵子とともに生理として排出されます。排卵は基礎体温を測ることによってある程度予想が可能です。また、卵子は24時間しか生きていませんが、精子は72時間は生きていられるので、排卵日をはさんで3日前後が受精可能な時期ということになります。受精するとホルモンの働きで新たな排卵が無くなりますから生理が来なくなるわけです。まれに妊娠初期、ホルモンの作用や妊娠に伴う身体変化から微量な出血を見ることがありますが,これは、胎児や妊娠の継続には影響の無いものです。出血が始まって、その量が徐々に増えていったり、いきなり大量の出血などが起こって流産する場合もありますが、妊娠4週から8週以内の流産は多くが受精卵に何らかの異常があり卵割してゆかない(成長しない)場合が多く、治療不可能な流産の場合が多いのです。このような流産は以外と多く、妊娠した事も気づかないまま生理と思って終わってしまう事もあります。このような流産は、ほとんどの場合、次回の妊娠に影響はありませんので、あまり心配しないようにしてください。
流産しても約3ヵ月以上開ければ、体も正常に回復しますので新たな妊娠を考えてかまいません。
妊娠したかどうかを知るには、生理の予定日から2週間以上経過しても生理が来ない場合、ファーマシーに行ってテスターを買い、それに尿をかけて簡単に自分で調べる事が出来ます。結果がプラスに出た場合、産婦人科を診られるウォークインクリニックかファミリードクターを受診し、継続的な検査,診察を受けてゆくことになります。担当医が決まったら、出産はその担当医が契約している病院(多くが担当医の所在地エリア内の総合病院)で行います。出産時にはその担当医がお産を介助しますが、ときおり診察と産後のケアのみ行って、お産はスペシャリスト〔産科専門医〕に移管する場合もあります。
日本で毎回行うような超音波の検査は,ここでは多くて3回、平均で1〜2回しか行いません。時期は担当医の判断によってまちまちですが、大体妊娠中期が多いようです。内診もまず行われません。初期は問診や血液検査(毎回ではない)のみで中期〜後期は子宮底の計測と心音の確認と尿検査、血圧測定くらいです。日本のような細かな診察、指導はあまりありません。
次回は妊娠にともなう身体変化についてお話しましょう。